の木々が凍て付く、雪と氷の世界。そこは極寒の森ですが、いろいろ思い出したためなのでしょうか?
あるいは、キツネとフクロウが、白い雪景色の装いで、共にいるからでしょうか?

今は、そこを微笑んで歩く事ができます。

白い景色に溶け込む二ひきの様子を見て、
さらに記憶がよみがります。

彼らは、最初の森からずっと寄り添っていて、
この旅を支えてくれていたことが、
今になってハッキリとわかりました。

キツネが体を寄せてきます。

『僕は東のメディスン。キミの、この世での霊的挑戦を見守ってきたんだ。』

フクロウがじっとこちらを覗き込みます。

『ワタシは、南のメディスン。
内なる子供が世界のまやかしに騙されないよう
見抜く知恵をキミの心に響かせてきた。』


続けて2ひきが同時に囁きます。

『そしてあの森の蛇が、キミの西のメディスン。
日が沈むその場所は、この人生で手に入れようとする目標へと導く。
キミは、人生を通して、変性を学ぶんだ。』


ANIMAL MEDICINE LIST


※キツネ・フクロウ・蛇のメディスンについては、
【第2夜】森のささやきをご覧ください。